この知識はこんな方におすすめ
- 恋愛で失敗ばかり…
- いい恋愛をしたい!
恋愛のやり方がわからなくなる「ジェロトフォビア」とは?
今回は、恋愛に失敗しまくってしまう人の特徴としてジェロトフォビアというものについて紹介させてもらいます。
このジェロトフォビアの特性を持っている人は、極度に相手に対して依存的になったり、完全に嫌われているのに復縁したいとしがみついたりしますし、恋愛で深い関係を作ることが難しくなってしまいます。
そんなジェロトフォビアについて解説させてもらいます。
これは最近の心理学で結構話題になっているテーマで、今回参考にしている研究では、恋愛での成功率が著しく低い人の特徴について調べてくれています。
18歳から80歳までの様々な年齢層の被験者を対象に、全員の愛着スタイルやジェロトフォビアのレベルについてチェックしています。
その結果、ジェロトフォビアのレベルが高い人ほど、特定のパートナーができる確率が低くなっていました。
特にキャリアウーマンの人はジェロトフォビアである可能性が高いですが、ジェロトフォビアになると恋愛がうまくいかなくなります。
「今は恋愛なんかよりも仕事」「恋愛する気分になれない」という状態がジェロトフォビアです。
ところが、ジェロトフォビアの人が恋愛をしてしまうとやばい状況になることが多いです。
そういう人が極度に依存的になったり、結果的に仕事に対しても悪影響がでたりします。
実際に、ジェロトフォビアの人は恋愛持続率も低かったわけです。
ジェロトフォビアのレベルが高い人は愛着スタイルで不安型であることが多かったそうです。
不安型は熱しやすく冷めやすいタイプで、相手から嫌われてしまうことを極度に恐れてしまいます。
ジェロトフォビアの人は、恋愛でも適度な距離感を保てず相手から嫌われることを恐れてしまう傾向が高いということです。
「ジェロトフォビア」
「ジェロトフォビア」とは、その定義としては簡単に言うと笑われることを極度に恐れる人です。
自分の失敗や挫折に対して自意識過剰になってしまい、そんな自分の失敗や挫折を他人から笑われることを無駄に恐れています。
このような人は、自分は仕事一筋だから恋愛なんて興味がないと言いながら、実は一度も恋愛をしたことがなかったりします。
ですから、自分はキャリアウーマンで仕事を頑張っているし恋愛なんて興味がないだけだと思っています。
それだけであれば別に構いませんが、「30歳を過ぎて恋愛でも様々な経験をしているはずなのに、恋愛でそんなこともわからないの?」と思われるのが嫌なわけです。
自分の失敗を笑われるのがとても怖い人です。
恋愛でも自分が失敗したり振られたり、結婚して離婚したりすると、その失敗をみんなから笑われるのが怖いわけです。
みんなから別れたとか離婚したとか言われることを恐れて恋愛できなくなります。
ジェロトフォビアは周りから人が離れていく!
周りからこのようなことを少しいじられただけで極端に不機嫌になる人がいると思いますが、それもジェロトフォビアである可能性が高いです。
人には誰でも恥ずかしい部分や弱みがあります。
自分のネガティブな部分をさらけ出すことができない人がいます。
このネガティブな部分をオープンにすることを自己開示といいますが、自己開示ができない人は恋愛がうまくいきづらくなります。
これは自分が上司の場合には部下からの信頼も限定的なものになります。
人は誰でも失敗することがあります。
ちょっとした失敗をした時に部下が離れていってしまうのもジェロトフォビアの人の特徴です。
思い当たることがある人は対策した方がいいと思います。
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自分を操り、不安をなくす 究極のマインドフルネス
ジェロトフォビアになる理由と対策は?
自分の弱いところを認めてオープンにすることができない人は、完璧主義になっている場合が多いです。
その完璧主義対策については、今回のおすすめの動画で詳しく解説しています。
さらに、自分のネガティブな部分や過去のトラウマなど弱みを見せることが苦手という人は、不適合スキーマと言って、子供の頃の特定の体験や思い込みを植え付けられている可能性があります。
このせいで自分をオープンにするのが怖くなってしまう人がいます。
それを乗り越えて自分をオープンにするための方法について解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
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リサーチ協力:パレオチャンネル
参考:https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0265407520941607?journalCode=spra