メンタル強化 集中力

仕事前の2分でラクになる方法

仕事前の2分でラクになる方法

DaiGo MeNTaLiST

この知識はこんな方におすすめ

  • 仕事に対するやる気が出ない
  • 勉強しなくてはいけないのはわかるけれど…
  • ダイエットが続かない、貯金がなかなかできない

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仕事や勉強を始める時のモチベーション

先日も紹介しましたが休日を上手に使うことができている人は、それにより仕事に対するモチベーションが上がったり幸福度が上がったりもしますが、多くの人が無駄に休日を過ごしてしまったとかダラダラしてしまったといった後悔を持ってしまいがちです。

休日にヤると人生変わること
休日にヤると人生変わること

休みの間にあることをしておくと、その後の仕事や人間関係、新しい取り組みなど、人生が好転する行動を紹介したいと思います。休日の過ごし方によって、メンタルが強くなったり新しいことに挑戦する能力が高まったりするということが分かっています。

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このような後悔を持ってしまうと、仕事に対するモチベーションが出づらくなってしまったりということも起きてしまいます。
では、どうすれば仕事を始める時のモチベーションを上げることができるのかということを今回は紹介させてもらいます。

なぜモチベーションをあげる必要があるのかというと、当然、仕事を効率よく進めて早く終わらせたいということもあると思いますが、やはり、やる気が出ないという時にやりたくない仕事をやろうとすることはとても辛いはずです。
僕自身も、今ではそれほどありませんが、気分が乗っている時にはいくらでもできるし仕事もどんどん進むけれど、やる気が出ない時というのは、取り掛かるのが面倒だなとかいろいろ無駄にダラダラと考えながら時間が過ぎてしまうということがありました。その無駄に過ごしてしまった時間によりまた自己嫌悪をになってしまい、そうすると、その自己嫌悪になった状態で仕事に取り組んでもはかどらないわけです。
そんなモチベーションが湧いていない時に無理に仕事をしようとすると、仕事が進まないから余計に面白くないし、自己嫌悪感が高まってしまうことで余計にやる気がなくなってしまうという負のループが生まれてしまいます
ですから、仕事は楽にする必要があります。これは手間を減らすとか手を抜くということではなく、やる気を出すための方法を身につけて「楽にやる」ということがとても重要になってきます。
今回はそんな方法を紹介させてもらいます。

モチベーション研究

モチベーションに関する研究から、皆さんのモチベーションややる気をどのようにして上げるといいのかという内容です。
モチベーション研究で有名なAyelet Fishbach博士という方がいて、その方の調査からやる気を出すための方法を紹介させてもらいたいと思います。
結構有名になった本で『やり抜く力 GRIT(グリット)』がありますが皆さんはもう読まれたでしょうか。まだの方は、とても良い本なのでぜひ読んでいただきたいのです。この本は有名なアンジェラ・ダックワース博士が書かれたものですが、粘り強く物事に取り組み続けるためにはどうすればいいのかといったモチベーション研究をされているこの博士も関わっている研究になりますので、とても参考になると思います。

やる気を持ち続けたいということであれば『やり抜く力 GRIT(グリット)』を読んでもらい、やる気を継続的に上げていく方法をお知りたいということであれば、ハーバード大学のテレサ・アマビール博士の『マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力』がおすすめです。これは日本語版で出す時に、部下を持っている人が部下をやる気にさせるためにはどうすればいいのかという切り口で出そうということでこのようなタイトルになったのだと思いますが、実際には自分に対しても使える内容です。
同じように仕事をしたとしても、仕事に対する考え方をどのように変えるとモチベーションが湧いて楽に仕事をこなすことができるのかということを詳しく解説してくれている本ですのでとてもおすすめです。
どちらの方も自分自身のモチベーションのために使える本ですのでぜひチェックしてみてください。

自分のやる気を上げるためにもっともいい方法は?!

今回参照している研究では、4つの実験が行われています。
学生を対象にしていて、学生もやる気がなかなか出ないで困っている学生も少なくなく、そのような学生たちにどのようなことをさせたらやる気が出るのかということを調べたものです。
皆さんであればやる気が出ない時にどのようなことをしますか?
おそらくこの記事を読んでくれている人は、やる気が出る方法をDaiGoが教えてくれるのではないかと思っていたり、やる気が出て仕事が楽になる方法を僕が皆さんに教えると思って読んでくれていると思いますが、そんなことをしなくても皆さんは自分の力でやる気を出すことができます。そんな面白い実験をされています。

この実験では、学生たちを2つのグループに分けています。
片方のグループは、やる気がない状態に対して、先生からモチベーションを上げるためのアドバイスを手紙でもらうグループです。
例えば、英語の勉強をしなくてはいけないのだけれどやる気が出ないというのであれば、そんな時には、英語の勉強に対して全力で打ち込むところを想像しましょうとか、仕事に対するやる気が出ないという時には、その仕事をすることによって誰が喜んでくれるのかということを考えてみましょうというように、先生や上司からやる気を出すためのアドバイスをもらった状況を想定しているわけです。

もう一方のグループは、自分のやる気が出ない時に他人に対してアドバイスをするグループです。アドバイスをもらうのではなくアドバイスをあげたグループです。
やる気が出ないで困っている人に対して、同じようにやる気が出ない後輩や年下の学生たちに対してどのようにやる気を出せばいいと思うかという質問を投げかけました。そこから後輩たちに対してアドバイスを自分なりに考えてしたグループです。
例えば、宿題をした後に疲れてしまい本当はもっと自分のやりたい勉強がしたいけれどなかなかやる気が出ないという人も多いと思います。あるいは、仕事から帰って疲れているのでだらだらしたいと思うけれど、本当はこれからの自分のスキルアップのために語学の勉強をしたり資格の勉強をしたいと考えている人も多いと思います。
皆さんの中にも今年こそは新しいことに挑戦したいと意欲的になっている人も多いと思いますので、そういう人は仕事が終わった後にも自分のために時間を使わないといけないわけです。このような時にどうすればやる気が出るのだろうかということを後輩に相談された時の事を想定して、自分がそんな時に後輩に対してどんなアドバイスをするのかということを考えたわけです。

要するに、自分がなかなかやる気が出ないという時に、他人からアドバイスをもらった場合と、自分もやる気がないのに他人に対してアドバイスをした場合で、どちらの方が自分自身のやる気が出るのかということを調べたものです。
どちらのグループも、週に一回このような行動を行ってもらい、3週間程度続けてもらいました。
週に一回やる気が出ない時にどうすればいいのかというアドバイスをもらったグループと、逆に、週に一回やる気が出ない時にどうすればいいのかというアドバイスをあげたグループに分けて、3週間でどれくらいやる気に差が出たのかということです。

他人にアドバイスをすることの驚く効果!

その結果、アドバイスをもらったグループよりも自分自身もやる気がないのにアドバイスをあげたグループの方がなんと勉強時間が長くなっていました
どれぐらいの差が出たのかというとそれがかなりの差で、なんと38%も多く勉強をしていたということです。
これはかなりの差だと思います。
考えていただきたいのは、人生を通して、例えば仕事であれば今までよりも38%も仕事を多くこなすことができたとしたらどれだけ給料は上がるでしょうか。自分で起業するという場合であれば、38%も仕事量が増えれば単純に純情するものではないでしょうが38%も皆さんの年収が増える可能性はあるわけです。
さらに考えていただきたいのは、100%の部分に関しては今の自分の仕事に充てたとして、プラスアルファとして生まれた38%の部分を起業するとか副業することに使えば、もっとせいかも出るでしょうし可能性も増えるはずです。
このように他人にアドバイスをもらうよりも、他人にアドバイスをあげる方が38%も勉強や仕事の量が増えるということです。しかも、実際にそれだけ増えているのに負担を感じずに増えているということです。

あらゆる場面で使えるテクニック

これは仕事以外にも使えます。
この研究では4つの実験を行なっていますが、別の実験ではダイエットの場合も全く同じということが分かっています。
ダイエットがなかなか続けることができないので誰かにアドバイスをもらうよりも、ダイエットが続いていない人にどのようにしてアドバイスをするかということを考えてアドバイスをした方が、実際にはダイエットを続けることができるようになっていました。
貯金でも同じです。
自分もなかなか貯金ができていないのに、貯金がなかなかできない子供や後輩に対してどのようにアドバイスをしますかということを質問された場合の方が、貯金率も上がったということです。
さらにすごいのは、職探しでも効果があったということです。
なかなか仕事が見つからないとか面接が通らなくて困っている人を想定して、その人に自分であればどのようにアドバイスするか客観的に考えることによって、それが別に正しい答えでなくても、自分なりに最善な方法を考えて解決策を提示するということをすると、職探しの場合でも良い効果が現れたということです。

結局、モチベーションのタイプによらず他人からアドバイスをもらうよりも他人にアドバイスはあげる方があらゆる場面で良い効果があったということです。
やる気が出ない時に先輩や上司から、あるいは、メンターからアドバイスをもらおうとする人も多いと思います。もちろん、正しい知識は必要です。正しい知識は必要ですが、その知識をもらって満足するのではなく、その知識を踏まえて自分と同じように困っている人や仕事や勉強がなかなか思うようにできなかったり続けることができないで悩んでいる後輩などに対して、自分だったらどのようにアドバイスをするかということを考えることによって、あるいは、実際にアドバイスを上げることによって自分のやる気やモチベーションが上がるということです。

具体的な行動に落とし込む事が必要

なぜこのような効果が起きるのかというと、他人にアドバイスを与える時というのは、頭の中を整理して人は喋るようになります。具体的にどんな行動をとるべきかということを考えるようになります。
自分がやる気が出ないという時に、どうすればやる気が出るだろうかということあまり考えないと思います。やる気がなかなか出ないなあとか、やる気が出るといいなあとは考えていますが、具体的にどうすればいいのかということまでなかなか思考が及びません。やる気がどこからがやってくるのを待っている状態です。
そうではなく、どうすればやる気が出るのかという具体的なステップに落とし込んでいく必要があります。他人に教える場合には、この具体的なステップに落とし込んでいくということが自然とできるようになるわけです。
具体的な行動やアクションを起こす取っ掛かりとして、この他人にアドバイスをするということが使えるということです。

目標を達成したり何かを成し遂げるためにチェックリストを作ったりそこまでのステップを明確にすることが必要だとよく言われます。どこから手をつけるべきなのかということが分かっていないと人はなかなかやる気が出ません。僕たちの脳は抽象的なことを行動に落とし込むのが非常に苦手です。
ところが、他人にアドバイスをするというだけで、実際に自分の中でモチベーションを上げるための方法や行動に移すための第一歩が踏み出せるようになるわけです。
ですから、これがかなり強力なテクニックになります。

物事を習慣化するために使えるテクニックで「if then プランニング」を以前紹介したこともありますが、このような新しい習慣を作るためにもよく使われる「実行意図」という科学的な理論がこれには使われています。

やる気が出ない時にはどうすればいいのかではなく、やる気が出ない時には同じようにやる気が出ない人に対して自分はどのようにアドバイスをするだろうかということを考えることによって、僕たちの行動は具体化されて、具体化されることによって実際に行動することができるようになります
皆さんもなかなかやる気が出ないという時は他人にアドバイスをしてみてください。

やる気がない=アドバイスをする/やる気が溢れている=アドバイスをもらう

ただし、逆の場合もあります。
自分がなかなかやる気が出ないという時に、別にアドバイスを求めてもいないのに先輩や上司からそんな時はこうするべきだというようなことを言われてイラッとくる時があった人もいるのではないでしょうか。
聞いてもいないのにアドバイスをしてくる人がいますが、モチベーションが低い時にアドバイスをもらうというのは結構危険です。モチベーションが低い時に他人にアドバイスをもらうと自分の能力が劣っているような気分になってしまい、メンタルに傷を残すこともあります。
自分のやる気がない時にアドバイスをもらうと自分のやる気がないということがより明確化されてしまい、やる気はどんどん下がってしまいます。

ですから、やる気がないという時には他人にアドバイスをしましょう。自分のやる気が満ち溢れている時には他人からどんどんアドバイスをもらって色々な事を試していきましょう
多くの人がこの逆をしてしまっています。
僕たちはやる気がある時こそアドバイスをもらうべきで、やる気がない時こそアドバイスをあげるべきです。
是非このことを覚えておいてください。

日常で使うための応用

とはいえ、仕事したいけれどなかなかやる気が出ないという人に対して、頼まれてもいないのにやる気が出ない時はこうするべきだというようなことを言うと嫌な奴になってしまいます。
どうすればいいのかと言うと僕のおすすめは3つの方法があります。

①脳内アドバイス

自分自身もやる気がないけれど、やる気が出ないであろう人を見かけたらその人に対してどのようなアドバイスをするかということを考えて、頭の中でアドバイスをする方法です。

②不特定多数へのアドバイス

Twitter などが使えると思いますが不特定多数に対してアドバイスをする方法です。自分が仕事に対するやる気がなかなか出ないとか、朝なかなかモチベーションが上がらないと言うのであれば、同じような人に対して自分はどのようにアドバイスをするかということを考えて、不特定多数に対してそれを発信するわけです。

③未来の自分からのアドバイス

僕がよく使う方法ですが未来の自分からのアドバイスです。
今なかなかやる気が出ないという状態の自分がいたとしたら、例えば、10年ぐらい経って今の目の前の悩みはすっかりなくなっている自分から見たらどのようなアドバイスをするかなということを考える方法です。未来の自分から今の自分に対して第三者にアドバイスをするような状況を作るわけです。未来の自分から今の自分にアドバイスをするとしたらどのように考えるだろうかということを想像してみてください。
結局は具体的な方法に落とし込むことができればいいので、自分から自分に対するアドバイスでも効果はあると思います。
大切なのは具体的な言葉にしてアドバイスをあげることです。

モチベーション上げたりやる気を高める方法は色々とありますが、タイプにより違うものでもあります。自分がどのようにするとエンジンがかかるのかということを知らないと、いつまでたっても仕事もできないし勉強もはかどらないことで自己嫌悪に陥りやすくなってしまいます。このタイプには8タイプあり、これを知ってもらうと必要なタイミングで自分のエンジンをかけることができるようになります。そのタイプをどのように判別しするのかということからやる気を出すための具体的な方法をまとめた動画があります。今回のおすすめの動画として紹介しておきますので、是非そちらもチェックしてみてください。
今回紹介した本もおすすめの本としてまとめておきますのでそちらもぜひ合わせてチェックしてみてください。

コロンビア大学式【8つの集中力タイプ診断】自分に合った集中状態への入り方を見つける
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1568563084

批判されてもやる気を失わず前に進むために!

手をつけるまでを早くするためにはこちらも参考に

今回のおすすめ本

リサーチ協力
Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

本内容は、参考資料から考察した科学の面白さを伝えるエンタメです。あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
参考:https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0956797618795472
https://www.nicovideo.jp/watch/1568563084


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