この知識はこんな方におすすめ
- 集中力の限界を突破したい!
- 生産性高く活力ある毎日を過ごしたい!
集中力の壁を突破するには?!
僕は普段からたくさんの本を読んでいます。
僕は昔からそうでしたが、ひとつのことを始めるとできるだけそれ以外のことをしたくないというところがありました。
小さい頃も、朝レゴで遊び始めたらその日1日中でレゴで遊んでいるとか、朝粘土で遊び始めたら1日中粘土で遊んでいるというような子供でした。
ただ、ここに問題があり、ひとつのことを1日中するというのははっきり言って効率が悪いです。
1日中本を読み続けることができたり1日中何かに集中しているというのはとても聞こえはいいですが、集中力が維持できないけれど他のことをすることもできないのでダラダラとそれをしているという状態になってしまいますので、実際には、集中力というものは短期集中型で発揮する方が効率的で実戦でも強くなります。
それでも、僕は本が好きすぎて本をずっと読みたいと思います。
1日中本を読んでいたいけれど集中力の壁の問題がありそれが出来ないのであれば、どうすればその集中力の限界を突破することができるのかということを考えたわけです。
人間の集中力に関しては、通常の訓練を行った場合には3時間半から4時間ぐらいが限度になると言われています。
それ以上に続けてもあまり意味がありません。
僕はどうしてもその限界を突破したかったわけですが、科学的に根拠も示されている方法である方法を実際に試してみたところ、僕はこれでかなり集中することができたので、その方法について今回は紹介したいと思います。
集中力を高める方法などに関しては今までもたくさん紹介してきました。
そんな方法について解説した動画やお薦めの本を今回のおすすめとしてそれぞれ紹介しておきますので、今回の知識を見て取り組んでみようとか、もっと集中力を高めてみたいと思う方はぜひそちらも参考にしてみてください。
1回たった5分で集中力が維持できる方法!
1回たった5分あることを定期的に1日の中で行うことによって集中力がかなり伸びて、しかも、疲れないという方法があります。
今回は集中力に関するマイクロバーストテクニックという方法を紹介します。脳のパフォーマンスを上げるための運動の方法についてになります。
このマイクロバーストというのは、簡単に言うと、短時間の運動を時間を空けて繰り返す方法になります。
朝起きてから午前中のうちに30分間運動したい1日と、30分の運動の代わりに5分間の運動を1時間おきに6回行うのとでは、どちらの方が集中力を維持することができるのかということを調べてくれた研究があります。
運動に関しては、脳機能を高めてくれるのではないかとかというようなことは昔から言われていました。
僕も以前から紹介していますが、定期的な運動の効果としては脳機能が高まったり頭が良くなるということがあると紹介させてもらいました。
この運動はまとめておこなった場合と分散して行なった場合で、どちらの方が効果的なのかという研究はそんなにありませんでした。
そんなマイクロバーストテクニックについて調べられた研究になっています。
この研究では、年齢は20歳から50歳の30人の男女を対象に行われていて、この参加者の人たちに3パターンの集中するための行動をとってもらいました。
まとめて運動をしたグループ
朝に30分の軽いウォーキングを行い、その後は6時間の仕事を普通にしてもらいました。
マイクロバーストグループ
トータルの運動時間は同じですが、1時間おきに5分間のウォーキングを6回繰り返してもらいました。
1時間の仕事と5分間のウォーキングを繰り返してもらったということです。
コントロールグループ
特に何もすることなく普通に1日6時間の仕事をしてもらいました。
この3つのグループに分けた上で、毎日の集中力や活力、食欲の変化やメンタルのアップダウンなどを調べています。
朝のまとめた運動は1日の活力を一気に向上してくれる
その結果分かったこととしては、まず、最初の1時間から2時間ぐらいは、まとめて30分の運動をしたグループの方が活力も高く幸福度も高くなっていました。
ですから、最初にまとめて運動をすることによって、確かに1日のスタートダッシュを気持ちよく進めることができるわけです。
マイクロバーストは1日を通して高い集中を維持してくれる
ただ、1日全体で考えてみると、マイクロバーストグループの方が集中力は安定して高い状態を維持することができていました。
以前にも紹介した通り、朝にまとめて運動したり激しめの運動をすると1日の集中力が高まったり活力が上がるということは間違いありません。
ですから、絶対に運動はした方が良いのは間違いありませんが、朝にまとめて運動をすると集中力や活力は高まりますが、そこから徐々に落ちていきます。
マイクロバーストであれば高い集中を一定して維持することができていたということです。
疲労感も少なくなる!
そして、2つめのポイントですが、皆さんも普段の生活の中で、仕事が終わってから疲労感を感じる人も多いのではないでしょうか。
1日が終わった時点での疲労感をまとめて運動したグループとマイクロバスのグループで比べています。
その結果、1日の終わった時点での疲労感に関しては、トータルでは同じ量の仕事と運動をしているにも関わらず、マイクロバーストグループのほうが疲労感が少なかったということが分かっています。
つまり、マイクロバーストを行うと、1日を全体的に見た時には集中力を高い状態で維持することができて、同じ運動と仕事をしても疲労感が少なくなるということです。
空腹感が減少し間食が減る!
さらに、食欲についても調べてくれています。
今年はあまり外出する機会もなく家にいてついつい食べ過ぎたり、海に行って水着になる機会も少ないので気がついたら太ってしまったという人も結構多いと思います。
この食欲をコントロールするという点でもマイクロバーストは効果的でした。
マイクロバーストを行うことによって空腹感が減少して間食が激減していたということです。
ですから、マイクロバーストを行うことによって、疲労感や食欲も減らしてくれて、集中力も維持してくれるということで、かなりいいテクニックなのではないかということになります。
ちなみに、脳の認知機能に関しては、どのパターンでもあまり差はなかったという結果はにされていますが、これに関しては後ほど補足しておきます。
いずれにしても、朝にまとめて運動をするよりも5分ずつなどに分けて1時間おきに運動するマイクロバーストの手法を使った方が、1日の活力や集中力も幸福感を高くキープすることができて、疲労感も軽減し無駄な間食も減るという効果があるわけです。
研究者のコメントとしては、マイクロバーストの手法で運動を行うと、その日のエネルギーレベルが気分、疲労感や空腹感などが改善し、この効果を使うことで、体重管理のような普通ではどうしても難しい健康管理を行うために役に立つだろうとされています。
さらに頭の回転も早めるためのおすすめの方法
マイクロバスの手法を使うというのは1日の集中力を維持するという点でもとても使えるテクニックだったということです。
ただ、ここでひとつ注意点があり、先ほど紹介した通り認知機能に関してはあまり差がなかったということです。
僕はいつも激しい運動をすることによって頭の回転が速くなるということを言っています。
これに関しては、過去のデータを見てみると、20分から30分のエクササイズを行った直後に認知機能が高くなったという報告は結構ありますので、マイクロバーストで5分間の運動をしたぐらいでは集中力を維持することはできても頭の回転を速くするところまではいかないのではないかとも考えられます。
であれば、どうすればいいのかということになりますが、一応僕のしている方法を紹介しておきます。
僕の場合は、朝起きてからかなり強度高めのノルウェー式HIITというタイプでバーピージャンプを4分間行い3分間休むというのを、最近はバーピージャンプをハードなバージョンにしているので、4セットぐらい行なって大体30分ぐらいになります。
それを朝に行い活力と頭の回転を一気に高めておいて、その上で1時間おきに5分間だけ散歩かバーピージャンプを行うようにしています。
これにより朝はロケットスタートを切ることができて認知機能を高めるところまで持って行くことができて、1時間おきに5分間の散歩かバーピーを行うことによって、集中力を維持することができるようになります。
これをすると10時間ぐらいは十分に集中力を維持することができるようになります。
ただ、急いでいたり時間がないからという理由で、1時間おきに間に挟んでいる運動をサボると驚くほど集中力が落ちるということがあります。
実践していただければ、体のリズムを作ることもできるし余計なところに集中力がそれてしまうこともかなり減ります。
僕もいろいろな集中力のテクニックを試してみましたが、このテクニックはそんな中でも1、2を争うレベルで効果があった使えるテクニックだと思います。
しかも、体も引き締まっていいことばかりのテクニックだと思います。
間違わないでいただきたいのは、別に強度は高くなくても構いません。
僕の場合は強度が高い方が好きでそうしているだけですから、1時間おきに5分だけ家の周りを散歩したり階段の上り下りをするぐらいでも構いません。
散歩する場合は、できれば緑がある公園や森の中を散歩した方が自然の効果も得られるので効果はより高くなるとは思いますが、自分のできる範囲で十分です。
マイクロバーストのテクニックは手軽に使うことができるテクニックですので、皆さんもぜひ試してみてください。
運動習慣と集中力のためのおすすめ
今回は集中力を維持するための方法について紹介させてもらいましたが、今回のおすすめの動画としては、今回紹介したような運動のテクニックも使ってより集中力を高めていくために役に立つ動画を3つ紹介しておきます。
効果的な運動手法のために
マイクロバーストのテクニックを使ってどうせ運動するのであれば、体を引き締めてモテる体型を作りたいという人も多いと思いますので、そんな運動の方法について解説したこちらの動画もチェックしてみてください。
1日4分から行うことができる運動の方法について解説していますので、これを使って毎日のマイクロバーストはじめてみてもらえたらと思います。
良い習慣を続けるために
マイクロバーストで難しいのはやはりついついサボってしまうということが起きるからです。
仕事や勉強でこれを取り入れようとしても、1時間経ったところで今いいところだしキリが悪いから運動しないでそのまま続けようと思いがちになりますが、これが良くありません。
強制的に1時間で切り替えるようにしてください。そうしないと途切れてしまいます。
このような習慣を身につけることが難しいという人が結構多いと思いますので、習慣化の基本について解説したこちらの動画を参考にしていただけたらと思います。
ちなみに、僕は今では習慣化の鬼のようになっていますが、子供の頃には何ひとつ習慣が続くことはありませんでした。
ですから、どうすれば楽に習慣を身につけることができるようになるのかということをずっと調べてきました。
習慣化について調べた歴としてはメンタリストの歴よりも長いぐらいです。
そういった意味でも自信を持って紹介できる動画だと思いますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
集中力をもっと高めたいという方のために
マイクロバーストのテクニックも使いながら、集中力をさらに磨いていきたいという方にはこちらを参考にしていただきたいと思います。
集中力を維持することができるようになったら、その集中力のベースラインを高めていけば、常人とはかけ離れたような高い集中力を1日中維持することができるようにもなります。
そうなってしまえば成功するのはもはや時間の問題です。
積み上げ方で集中力のベースラインを高めていく方法として、アウェアネス・テクニックというものをまとめた内容になっています。
こちらもぜひチェックしてみてください。
集中力のためのおすすめ本
今回のおすすめの本としては、集中力に関してとてもおすすめの本を紹介しておきます。
集中力を高めたり維持するための方法について、人間の本能にアプローチする形で解説してくれている内容になっています。
こちらもとても役に立つと思いますので合わせてチェックしてみてください。
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックが無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
1人1冊ですが完全に無料で、無料の期間が終わっても一度ダウンロードしておけばずっと聞くこともできるそうです。
皆さんの集中力を維持するために役に立つであろう本もオーディオブックで今無料で聞くことができますので、まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
【通常3000円が今だけ無料】僕のオーディオブックがAmazonで無料で聞けます。詳しくは↓
※Audible無料体験にて1冊無料
リサーチ協力の鈴木祐さんの論文解説チャンネルもオススメです
Supported by Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo
本内容は、参考資料および、ニコニコチャンネルの過去動画を元に考察したもので、あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5094084/