起業・副業

不登校から会社上場!伝説の連続起業家に根掘り葉掘り聞いてみた【ゲスト家入一真さん】【コロンブスの苦悩#4】

新番組名「コロンブスの苦悩」

この番組では、コロンブスと同じように、普通の人とは違った切り口や新しいやり方でビジネスを成功させて、会社を大きくした経営者たちにお話を聞いていきます。
今回のコロンブスは僕がずっと会いたかった方ですが、CAMPFIREの創業者家入氏の壮絶な人生とともに創業秘話を伺いました!!
是非ご覧ください。

株式会社CAMPFIREとは?

株式会社CAMPFIREについては、皆さんもご存知とは思いますが、どんな会社なのか教えてください。

いわゆるクラウドファウンディングと言われるサービスを提供している会社ですが、僕たちのコンセプトとしては、「個人の可能性を解放する」ということを掲げて2011年に会社を立ち上げて、その直後に東日本大震災が起きました。
クラウドファンディングが最初に最も使われたのが、震災復興を目的にするものでした。
その後にコロナの問題もありましたが、有事の時にも、個人の方が今のビジネスを継続できなかったり、一歩踏み出したいけれど必要な資金集めに苦労していたりする方々を最初に応援するプラットホームでした。

学生時代の苦悩は?

対談する相手の型のことを調べる時に、僕も自然と共通点に目が向きますが、学生の頃に不登校の時期があったそうですね。

中2の時にいじめにあって、それ以前は明るいタイプだったと思いますが、昨日までは休み時間にはみんなでサッカーをしていたのに、今日からは図書室で1人で本を読むという感じになってしまいました。
それから学校に行かなくなってしまい、どんなテンションでどんな表情をして喋ればいいのかわからない感じになりました。
「笑顔ってどうやって作るんだっけ ?」とわからなくなり、結局高校も行かなくなりました。
10代の後半は引きこもりでした。

僕自身もいじめられた時はそんなふうには考えられませんでしたが、今振り返ってみると、あの時の経験があるから今できるようになったこともあると思えることもあります。
その経験から得られたことは何かありますか?

その引きこもりの頃に出会ったのがインターネットでした。
その頃はまだインターネットの前のパソコン通信の時代でしたが、黒い画面の中の文字だけで情報を取りに行ったり、見ず知らずの人とそこで交流する中で、自分みたいな人間は1人ではないと思えたのが原体験でした。

自分みたいな人は1人ではないと思えたことが、インターネットの世界で起業しようと思えた原点ではあります。
そう考えると、いじめられて引きこもって良かったかどうかはわかりませんが、きっかけにはなったかと思います。

次の起業へのモチベーションは?

ひたすら起業しまくっているイメージがありますが、ある程度何かを成し遂げたら、のんびりしたり引退しようとする人の方が多いような気がします。
立ち戻って次の起業へ向かっていけるモチベーションはどのようなことからきているのでしょうか?

昔から自分がしたいことや自分がなりたいものはあまりありませんでした。
これまでの経験や過去を持った自分だから、今の時代の中で「次は何をやるべきなのか?」と考えることが多いです。

21歳の頃に最初の会社を作った時も、自分の様に引きこもっていた人間が、これからホームページを通じて自己表現をする時代が来るのではないかと考えました。
その時には、まさに自分が引きこもっていた時に感じていた「もっとこんな世界になったらいいな」「こんなサービスがあったらいいのに」ということを、自分は説得力をもってやることができると考えました。
ですから、最初に学生向けのレンタルサーバーから始めました。
そこから、CAMPFIRE、BASEと繋がっていきますが、全てその時のフェーズで今自分が何をやるべきなのかと考えると自ずとそれになりました。

今の時代においてなぜ自分がそのサービスをやる必要があるのかと深掘りしていくと、自分自身の属人性が強い過去や経験に紐付いて考えることができて、だからこそ自分がそれをやるべきだと思えるようになります。
自分自身が腑に落ちないと頑張れないと思います。

最初の起業当時の苦悩は?

最初の起業はレンタルサーバーの事業だったそうですが?

当時は自分でホームページを持っている人なんてほとんどいない時代でした。
ホームページというもの自体はありましたが、そのほとんどは企業による利用が中心で、毎月かなり高額な利用料でサーバーを提供するビジネスがありました。

僕自身は引きこもりの頃にインターネットと繋がりましたが、当時油絵を描いていたので、いじめや引きこもりがなかったら美大や芸大に行きたかったぐらいでした。
自分の絵を発表しようと思っても、レンタルギャラリーなどを借りようとすると、とても学生で借りることができる金額ではありませんでした。
しかも無理をして借りたところで、住んでいたのは福岡の田舎の方でしたから、その地域の人たちが多少来てくれるぐらいです。

ですが、ホームページを作って自分の作品をそこに掲載すれば、時間や場所を超えてたくさんの人たちが見に来てくれて、多くの人がコメントを残してくれたという原体験がありました。
僕は偶然そんな体験をすることができましたが、これから先このような時代が当たり前になるという気がしました。

学生でもお金が無い方でもインターネットを通じて表現をできる時代が来ると思いました。
もちろんそれは絵でなくても構いません。
当時はまだブログも SNS もない時代ですから、ポエムや小説を書いたり日記を書いたりする人もいると思いました。

その後 M & A の話がいくつか来て、25歳の時に GMO のグループに入る形で東京に来ました。
同時に M & A とは何なのかもしれませんでしたし、上場の意味も知りませんでした。
借入もありませんでしたし、ベンチャーキャピタルから出資をしてもらうという考えもありませんでした。

最初の福岡で20人ぐらいでやっていた会社は、雰囲気もとても良くて楽しかったですが、徐々に社員も増えてくる中で、結婚して家族を守ったり子供が生まれる社員も増えてきました。
そんな中で、この会社をこの先20年も30年も続けられるのだろうかという不安もありました。

さらには、個人向けのサーバー事業としてシェアを取れている中で、これから先どんなことができるのだろうかと模索してみたい気持ちもありました。
上場企業と一緒になって新しいマーケットをつくっていくのも悪くないと思うようになりました。

東京に出てきて初めて同世代の起業家たちと出会えて、起業家の仲間たちから刺激をもらう中で、上場するという道もあると知りました。
そんな出会いによって新しい道が開けたとも思えるので感謝しています。

上場させた会社を手放した理由とは?

会社を上場させたらその椅子にずっと座っていたいように思う人が多いような気がしますが、結構早く手放して次に挑戦されましたが?

株主総会では吐きそうなぐらい緊張してしまい、自分でも何を喋っているのかもわからないし、翌日の新聞では「ドタバタ株主総会」と書かれたりしました。
もともと絵を描いたりアーティストの方に進みたい気持ちがあったので、そんな自分が起業したというのも今でも信じられない部分もあります。

上場してすごいですねと言われても嬉しいですが、今ひとつピンとこない部分がありました。
それが12年前で、上場した時の資金は、カフェを作ったり若い起業家に投資してあっという間になくなりました。

そんな中で、お金がなくても仲間が集まって、プロジェクト的にいろんなサービスを立ち上げていくチームを作りました。
仲間が集まって色々していましたが、そこから生まれたのがCAMPFIREやBASEなどでした。

政治にチャレンジした理由は?

都知事選に挑戦したことがありましたが、その理由は何だったのでしょう?

様々な人が集まって有機的にプロジェクトを立ち上げていく中で、現代の駆け込み寺と言われていたシェアハウスを立ち上げました。
当時は学校からこぼれ落ちたり、就職したけれどメンタルをやられてしまったメンバーが集まっていました。
そんな人たちも24時間開放しているのでいつでも使えるシェアハウスでした。

僕自身も10代の頃いじめられて引きこもっていたのでよくわかりますが、学校か家、会社か家しか居場所がないと、どちらか一方が無くなった瞬間に行く場所がなくなってしまいます。
民間としてそんな人たちの居場所を作る活動をしていたわけですが、セーフティネットと考えるとある意味政治の役目でもあります。
それであれば、民間ではなく公的な目線で居場所を作ることができたらいいなという思いがありました。

さらには、当時は高齢な方ばかりが選挙に出ていて、自分たちの世代が若い世代の人たちが出ていないことに危機感を感じました。
誰か若い人が出てきたら応援したい気持ちがありましたが、誰も出てこなかったので自分が出ました。

大きいチーム・小さいチームの違いは?

個人の可能性の追求から始まり様々なことをされていますが、大きいチームと小さいチームのメリットやデメリットについて教えてください。

小さいチームでは当然意思決定はスピーディーになります。
みんながお互いにしていることや考えていることが見えますし、次にやりたいプロジェクトも次の日には取り掛かることもできたりします。

僕たちは、イメージとして、ビジネスを通じて社会という池に石を投げている感覚を持っています。
池に石を投げて波紋が広がり、サービスや思想が伝わっていくと考えています。
その石は大きければ大きいほど波紋は大きく広がりますし、自分たちが理想とする世界や未来をダイナミックな社会に対して伝えようとすると、人的リソースもお金も大きければ大きいほどインパクトも与えることができます。

これは全員がそうだとは思いませんが、企業家は今の既存の社会に馴染めなかった結果、自分のような人間でも生きていくことができる社会を作ろうと思い起業しているケースも多いような気がします。
生きづらさを感じた結果起業して、自分の居場所を自ら作っている人も多いと思います。
これはとても独善的な行為であるとも思いますし、それが暴走すると間違った方向に進んでしまうこともあると思います。

僕の好きなジョージ・バーナード・ショーの名言があります。

「合理的な者は社会に自分を合わせる。 非合理的な者は社会を自分に合わせようとする。 だから、社会を変えることができる。」

この言葉のままのような人だと思いました。
ありがとうございました。

さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。

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新番組名「コロンブスの苦悩」

この番組では市場の開拓者をコロンブスと見立てお話を伺うトーク番組です。
今回はCAMPFIREの創業者家入氏の壮絶な人生とともに創業秘話を伺いました!!
是非ご覧ください。

▼識学(しきがく)とは?

識学とは人間の意識構造について体系化された独自の理論。
組織に発生する誤解や錯覚から発生するロスタイムを解消し、生産性の高い組織へ変革するためのマネジメント理論。
識学を使った組織マネジメントコンサルティングの導入企業数は2015年の創業から8期目で3,000社超に。

▼株式会社識学

企業経営者、リーダに対して、識学を使った組織コンサルティングを通じ、組織の生産性向上のためなどの組織改革の支援をしている会社。
これまでに3,000社以上の企業の組織マネジメント改革の支援を行う。また、識学の有用性を証明するために、
識学社自体でも識学の理論に沿った組織運営を体現している。
その結果、創業から3年11ヶ月という比較的早いスピードで東証マザーズ(現 グロース市場)に株式の新規上場を果たすという一つの結果を残している。

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